理解とトキメキの関係 17 知識グリッドの目指すこと
知識グリッドはあくまでスタートラインとも言える。
本来の狙いは、知識の組み合わせに慣れてもらうことにある。
知識を組み合わせて正解を得た方が早いという体験を学生諸君に繰り返ししてもらうことにより、インターネット検索と比べて知識の組み合わせによる正解到達時間が徐々に早くなることを期待できる。
知識グリッドという手法では複数のグリッドを組み合わせることにより、更に高度な設問を設定することが可能である。
その様な設問になると、場合によってはインターネットで調べた方が早いかもしれない。しかしながら、知識グリッドを用いて知識の組み合わせの方が早いということを体験した学生諸君は、インターネットで時間をかけて探すよりも、自分の頭の中で知識の組み合わせを探す方が有利であると感じるのではないだろうか。
しかも
知識を組み合わせて正解を得ることには喜びが伴う。多くの学生が知識グリッドで正解を得ているようになると、ちょっと嬉しそうな顔をすることがそれを示している。そう私は考えている。
即ち、知識グリッドを活用して教育をしていくことにより、学問がトキメクものであるということを少しずつ感じてもらえる。
そうすると、インターネットと検索時間が競合するような比較的高度な課題でも、学生諸君はときめく方を選択してくれるのではないだろうか。
これが私が知識グリッドを考えた背景である。
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