理解とトキメキの関係 13 知識を組み合わせる方法
もう少し短くまとめると、大学では知識を組み合わせてときめいてもらいたいのに、学生は正しい組み合わせを先に知ってしまうので、組み合わせない。ということになる。
では、どのようにすれば、学生諸君が知識を組み合わせてときめいてくれるかということが問題となる。大学教育の本質を新たな知識に興味を惹かれてときめくことと考えておられる先生方には申し訳ないが、自然発生的に知識を組み合わせてひらめくトキメクことを期待するのはとても時間と努力がかかり、多くの先生にとって非現実的である。
例えば、本には載っていない正解が存在している自然があふれる場所に学生をつれていき、そこにある自然の中の正解を提示することができれば、学生がその課題について興味を持ってくれる。そこでは、新たな発見を、知識を組み合わせて行うことができる。
ただ、そのような場所に行くことや行かない場合でも動画を作成すること、課題を設定することは学問で求められる課題解決能力とはズレる場合も多く、さらにそれらを用意するのは非常に時間と労力がかかる。
教員は、時間も労力も、無限に教育に捧げるべきだとのお考えもあるかもしれない。しかし、そのような努力を教員に求めることは、教員の労働環境を劣悪にするばかりではなく、到達し得ないことが増えるため、教育の一般的方法とすることは難しい。
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